元日本代表 相馬直樹氏が 札幌の監督?

札幌が来季新監督として、前川崎監督の相馬直樹氏(41)を複数候補の中から一本化したことが30日、分かった。関係者によると、既に水面下でクラブの意思を伝えており、相馬氏も27日のF東京戦(味スタ)を観戦するなど就任に前向きで、来週にも正式オファーを出し、交渉に入る
 
来季はチーム強化費が今季の約5億円から半減。
 
札幌U―18から最大6選手をトップ昇格させ、若手主体でJ2プレーオフ圏6位以内を目指す。
 
 相馬氏は今季、川崎を率いて開幕2連勝の後、公式戦5戦勝ちなしで4月11日に解任された。
親しい関係者に「もう一度チャンスが欲しい」と現場復帰を切望しており、条件面の交渉に支障はない。
 
 11月中にも「札幌・相馬監督」が誕生する。
 
 ◆相馬 直樹(そうま・なおき)1971年7月19日、静岡県生まれ。41歳。清水東高から早大を経て、94年に鹿島入団。左サイドバックとして活躍し、95年5月、日本代表デビュー。日本が初出場した98年フランスW杯でも主力としてプレー。04年、川崎に移籍。05年、現役引退。国際Aマッチ通算58試合出場4得点。J1通算289試合出場10得点。10年、JFL町田の監督に就任し、3位。11年に川崎監督に転身し、11位。今年4月、リーグ戦わずか5試合で契約解除された。