最近、感じること

小学生年代は 吸収が早く サッカーの基盤となるものが形成される時期といわれますが
この時期に伸びる子、伸びない子、伸び悩む子 いろいろかと思います。

競争原理が働かない中では 伸びがいまひとつなような気がします
それは個々人の意識の問題ではあります。
小学生で意識できるのは そう数多いる訳ではありません。

そうなると環境要因が伸びを助長するというのもなんとなく理解できます。

低学年時から上のカテゴリーで試合に出場したからといって 将来有望かといえば それも間違いで
実力で上のカテゴリーでPLAYするのと
人数がいなくてPLAYするのとでは格段の違いがあるような気がします。

ただ、難しいのは 子供がどこで、どの時期にサッカーを今後も本格的にやろうと思うかです。

のびのび、楽しくやりたい子には 競争が激しいチームだと 嫌になってしまいます。
ですから一概に 競争原理が働く場面がすべてではありません。

中学生年代や高校生年代はクラブチームやサッカーの強豪高校には志の高い選手が集まります。
その中ではやはり競争原理があり、一軍、二軍、三軍と実力に応じた振り分けがあります。
そこで自分はどうしたいのか、どうあるべきかで
個を伸ばそうとするかしないか・・・

社会に出ても競走原理が働く場合、企業は勝ち抜くために質を上げます。ところが対抗馬や競争企業がないと マンネリ化、鈍化して質は低くなります。それと同じことが学生年代でもあるのではないでしょうか?
競争なくして クオリティーの向上はありえない
なくてできる場合はかなりの意識の持ち主かと・・・

私個人の話ですが 小学生年代からサッカーをはじめ、
途中、かなりの誘惑があり、野球になびいたり・・・ただ、競争が激しい中に入ると挫折してしまい
スポーツから自ら身を引いてしまい・・・極めるという挑戦をしませんでした。
それはそれで よいのですが 振り返れば あの時期だからこそしっかりした思いや意識を持てていたら
と後悔することもあります。もっともそれは後の祭りですし、結果論で 今の自分があるのは通過点として考えたならそれもひとつの人の道かと・・・否定はしません。

子供がブランド物や仲間の持ち物に興味を持つのは理解できますが
ものでPLAYするだけの実力を得てから ブランドにはこだわりをもってほしいなぁ~
ものだけ光っても 仕方ないし・・・・。
ちと 厳しい発想の親かもしれませんが NOブランドを有名ブランドにするくらい
人と同じものではなく 人がまねてくれる様な お手本になることに魅力を感じてほしいなぁと思います。
わが子のGKグローブ J4Kというあまり知られていないメーカーと契約しています。


プロの選手が身につけているものと同じものを身に着けると うまくなったような 錯覚はありますが
本当にうまくなるためには 同じものがなくてもよいのかと・・・。
プロの選手はあの選手がしているものと同じものを使いたいというような発想はないと思うんですよ。
そこらへんの価値観とか・・・なかなか難しいですが・・・
反面、形姿から入るあたり かわいいもんですが・・・子供みたいで・・・。