お盆期間の過ごし方

お盆期間中、練習がありません。
練習の場で学ぶことも大切ですが 普段から自分でボールコントロールやアイデアをイメージしたり実践したり
自分なりに考えたことややってみたいプレーを普段の練習の機会に洗練するという感覚をもってもらいたい
 
特に高学年には・・・
 
週3回の練習だけで メキメキ上手くなる子がいるとしたなら もともと持っている運動能力がマッチしただけ
あと、ずば抜けて解釈力があるか
 
通常人ならば 勉強と一緒で 予習ー授業ー復習 という感覚が間違いない
 
ところが・・・勉強も行き当たりばったりで授業を受けて 壁にぶつかる子がこれから先増えてくるだろう
学年が上がるにつれて応用問題が解けなくなる子いると思うのですが基礎はあるのに・・・
 
サッカーも同じ、練習や試合で行き当たりばったりで 思うように行かない時に
どこがいけなくて 上手くできないのであろう? と はじめから課題をみつけて
その課題を克服できるように目標を設定し練習に望む
その部分ができていないチームとそうでないチームが
小学生の強いチームと弱いチームの差ではないでしょうか
もともと持った運動能力で どんなスポーツも平均並みにできる子
でも極めれない子って 本当に多いと思うー自分もそうでした。
 
中学生になると身体をつかったプレー、力任せのプレーのみに徹する子が多いといいますが
小学生のうちに 課題の発見(どうしてできないんだろう)-目標の設定ー実践 という型を身につけておかないと
のちのちの成長には至らないような気がします。
 
そこで・・・お盆期間にできること
 
ボールコントロールは一人で 自宅の前でできます
いろいろ普段しないような動きやアイデアを試してみてください
ボールを持って外でいきなりアイデアを考えるのではなく
あらかじめアイデアを考えてから実践に移す
「あの選手のようなプレーをしたいなぁ」・・・・動機
「こうやれば自分も近いプレーできるんじゃないかな」・・・・アイデア、検証
「外でまずはイメージしたボールコントロールをしよう」・・・実践
 :::::ここで できなくてもよいのです
 :::::どうすれば いいんだろう?という自分の弱点をしる
「自分の弱点を練習時に克服できるように指導者や仲間に相談する」
 
 
さらに・・・
 
「 1 + 1 = 2 」
 
答えが ”2”になる 計算式を考えてみよう
 
 3-1=2  1×2=2  4-2=2  5-3=2  4÷2=2  0+2=2
 
答えが 2 になる計算式は
 
 たくさん考えられます。答えは同じ2です。 ”2”をゴールとしましょう
 
 ゴールするためにはいろんな手段があるのです。
 
 ”2”になる計算式を考える - アイデア
 
 なかなか 普段、そんなこと考えないと思いますが
 この考え方は アイデアを、考えるサッカー に必要な発想だと思います。
 
今シーズンの試合を観戦していて こう着状態になった時に同じ攻撃パターンではなかなか打破できないシーンがたくさんありました。
一部の選手が「考えて」も他の選手が連動しないと打破できません。
 
膠着状態- 同じことをしても同じ結果
 
(例)ゴールキックが相手DFの頭上を越えることをあらかじめ想定した動き
 
   両サイドでなかなか 振り切ることが難しい場合、ドリブルよりも
   パスでつなぐ・・・パスの相手が連動しないとボールが出せない
   ※数的不利を常に作らない 等々
 
1対1 1対2 1対3 1対4 という普段の練習を試合で展開できるようになるためには ある程度イメージ感をもっていないと実践では難しくなります
 
    イマジネーション = 想像力  をもっと鍛えよう!!
 
 
 そしてさらに重要なことは 指導者からの声 に耳を傾けよう。
 何もないところから試合中に指摘はありません。
 できていない、動けていない、気がつかないうちに動きが練習でやっていた
 事と違う等々、原因があるのです。
 その声に 耳を傾けて どうするか 「考える」→「実践する」というスタイル
 
     「 考える 」サッカーを 8月・9月で ものにしよう!!