腦が関係している?PK外す

サッカーのPK戦など、スポーツでの失敗プレーが、他の選手に伝染するのはなぜか。
 
「下手な人のプレーを見たら、熟練者も下手になった」という研究結果が発表されました。
 
他人の動きを無意識に予測してしまう、脳の動きにあるようです。
 
カズ選手【横浜FC】が 「PKを蹴る時には ゴールと反対方向を見てから蹴る」という話がありますが、科学的な根拠もあるかもしれませんね。
 
 
そう考えた場合… PK戦時に蹴るまで目隠しして結果を意識しないで蹴るとどうなるんでしょうか?
 
環境要因も脳には影響すると思うので・・・。

yahooニュースより 興味深い記事が1/22掲載ありました。
「下手な人のプレーを見たら、熟練者も下手になった」という結果から、人の動きを見てそれを理解(予測)する脳の働きは、自分が同じ動きをするための脳の働きと共通点があることがわかったそうです。

研究者の1人、池上さんによると、人間は他人の動作の目的や意図を読み取り、結果を予測することで、自分の行動を選択しているそうです。そのような脳の働きが、スポーツのプレーにも関係しているのかもしれません。池上さんは「他人への予測能力をうまく変化させることで運動の改善に役立つかもしれない。身体機能のリハビリやスポーツのトレーニング法にも生かせる」と話しています。
南アフリカ大会、駒野選手の場合は・・・
 さて、思い出に残るPK戦といえば、2010年6月のサッカーワールドカップ南アフリカ大会の日本対パラグアイ戦もあります。3人目として登場した駒野友一選手の蹴ったボールは、クロスバーをたたき、はるか上に。この失敗により、日本は惜敗しました。ちなみに、駒野選手の次に蹴った4人目の本田選手はシュートを決めています。

PKで、前の選手の失敗の影響を受けないためにはどうすればいいのか。答えは「外したプレーを見ない」。ダーツ実験と同じように、脳の働きから見れば、「情報」を得ないことで本来の自分のプレーをすることができるそうです。